メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.531

2019.06.26

※文字化け等でご覧になれない方は、こちらからご確認頂けます。
                              
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【お知らせ①】
2019年度上半期版 ベトナム上場企業時価総額TOP50社データブック 発売中

データ更新:2019年1月23日
財務諸表更新:2018年9月28日
ページ数:100ページ
書籍ファイル:セキュアPDF(印刷・コピー等制限版)
価格:5,000円


【お知らせ②】
有料会員向けコンテンツ「注目上場企業レポート」
750社近くあるベトナム上場企業の中から、編集部が注目企業をピックアップ。
企業の注目ポイントや3年間の詳細財務データを含む解説レポートを隔週配信しています!

ビンチャイン建設投資[BCI]、ビンミン・プラスチック[BMP]、コテック建設[CTD]、ぺトロベトナム化学肥料
[DPM]、ダットサイングループ[DXG]、エクシムバンク[EIB]、GTNフーズ[GTN]、FPT情報通信[FPT] 、
テーゾイジードン投資[MWG]、ナムキム鉄鋼[NKG]、ナムロン投資[NLG]、リー冷蔵電気工業[REE]、
サイゴン証券[SSI]、テクコムバンク[TCB]、ビンホアン水産[VHC]、ビナミルク[VNM]、VPバンク[VPB]を
<無料公開中>!

さらに先週は、PVパワー[POW]の最新レポートをアップしました!

これまでに計57銘柄の詳細レポートを掲載しています。
是非お試しください!

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PVパワー[POW]は・・・ペトロベトナムグループ(PVN)が大株主で、ベトナム電力
グループ(EVN)に次ぐ2位の発電会社。ガス火力発電所4か所、石炭火力発電所1か所、
水力発電所8か所の計13か所の発電所を保有・運営。総出力は合わせて5019MW
(2019年4月)。発電量(2018年)は210億kWhで全国シェア:11%。

 いつも「ベトナム株・経済情報」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
 「ベトナム株・経済情報」では会員登録をされた皆様全員へ、
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CONTENTS
 
01. 業種別の社債発行総額、銀行が3割超で最大
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
特集(2019年06月17日~2019年06月23日)
03. 今週の銘柄評価
  ペトロベトナム運輸[PVT]
04. サイゴン・街角風景
ベトナムの決済アプリは戦国時代

01. 業種別の社債発行総額、銀行が3割超で最大

  MB証券[MBS](MB Securities)が発表した社債市場に関するレポートによると、
年初から6月18日までの社債発行総額は54兆5460VND(約2500億円)に達した。
このうち商業銀行の発行総額が全体の33%にあたる18兆2000億VND(約840億円)で
最大だった。

  商業銀行の中では、VPバンク[VPB](VPBank)が発行総額5兆9000億VND(約270億円、
償還期限3年、利率年6.4~6.9%)で最も大きかった。続いて、HDバンク[HDB]
(HDBank)が総額3兆VND(約138億円、償還期限2~3年)となっている。

記事本文には、2019年6月18日時点における業種別の社債発行総額チャートあり
チャート
・・・<続きはサイトでご覧ください>

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!(2019年06月17日~2019年06月23日)

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位
FPT情報通信、1-5月期増収増益―海外利益拡大
[2019/06/20 13:26 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/190620125423.html
 
  ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)が発表した2019年
1-5月期の業績は、売上高が前年同期比+20%増の9兆9610億VND(約460億円)、
税引前利益が同+22%増の1兆7190億VND(約79億円)に達した。

  同期の税引後利益は同+21%増の1兆4320億VND(約66億円)で、親会社株主
帰属利益は同+23%増の1兆1510億VND(約53億円)、1株当たり利益(EPS)は
同+22%増の1874VND(約8.6円)。

  部門別の1-5月期売上高および税引前利益は以下の通り。

技術部門(ソフトウェア開発、システムインテグレーション、ITサービス)

+売上高:前年同期比+24%増の5兆4000億VND(約250億円)
+税引前利益:同+45%増の7020億VND(約32.4億円)

・・・<続きはサイトでご覧ください>


2 位 FPTリテール、2つの新事業を承認―1-5月期増収増益
[2019/06/19 08:04 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/190618184157.html

  ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Holdings)傘下で携帯電話・IT製品
小売事業を手掛けるFPTリテール[FRT](FPT Retail)は18日に開催した臨時株主総会で、
郵便と配送の2つの新事業の追加を承認した。

  FRTは経営の効率化を図るため、保有する店舗網や人的資源を利用して
新規事業へ参入する方針だ。

  FRTは他社への運送委託から自社でトラックを購入しハノイ市とホーチミン市にある
店舗間で商品を自社配送する。これにより運送コストの15~20%削減を見込む。
将来的には、配達事業で他社からの運送受託も視野に入れる。

  1-5月期業績は、売上高が前年同期比+8%増の6兆6660億VND(約314億円)、
税引後利益が同+7%増の1190億VND(約5.6億円)だった。同期のオンライン販売による
売上高は同+46%と大幅に増加した。

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03.  今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、
実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に
掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、
こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
______________________________
ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・
ペトロベトナム運輸[PVT]
(2019年06月26日 発行ベトナム株通信 第3788号)
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ペトロベトナム運輸[PVT]運搬船増設が業績の材料、投資評価「買い」

  VNダイレクト証券[VND](Vndirect Securities)によると、2019年業績見通しは
売上高成長率が+14%、税引後利益成長率が+8%と予想されている。

  PVTは2019~2020年における運搬船の購入に5兆5000億VND(約250億円)を
投じる計画。この中には、クウェートからギーソン製油所(北中部地方タインホア省)へ
原油を輸送するVLCC船の購入も含まれる。同船舶は2020年末から利益をもたらす
見通し。

  VNDはPVT株の理論株価を2万1000VND(約96円)と評価し、「長期投資向き銘柄」として投資評価を「買い(Buy)」としている。

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04.  サイゴン・街角風景

  毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週は、Joより「ベトナムの決済アプリは戦国時代」のお話です。

  日本でも昨年頃からQRコードによる支払いが普及し、決済アプリ間の競争が
激しくなってきましたが、ここベトナムでも電子財布(vi dien tu)と呼ばれる
決済アプリに多くの企業が参入しています。

  スーパーやコンビニなどの小売店をはじめ、一部のレストラン、食堂、喫茶店などの
飲食店でもQRコードによる支払いが可能で、その数は増加しています。日本も
ベトナムも現金大国ですが、それが変わり始めています。今回はベトナムで人気の
ある決済アプリをいくつかご紹介します。

・MOMO

  ベトナムで最も利用されている決済アプリだと言われており、利用者数は1000万人超、
スタンダードチャータード銀行とゴールドマンサックスから2800万ドル(約30億円)の
出資
を受けています。

・Zalo Pay
 
  メッセージアプリZaloの決済アプリです。18年5月にZaloのユーザー数が1億人を
突破したことが発表
されました。すでにZaloを利用しているユーザーなら同じ
アカウントでログインできます。

・moca
 
  18年10月より配車アプリGrabと連携したことで利用者が増加している決済アプリ。
Grabの支払いはもちろん、全国4000か所で支払いに利用できます。

・AirPay
 
  ベトナムでNo.1のECサイト「Shopee」とNo.1のレストラン検索サイト「Foody」、
フードデリバリーアプリ「Now」を運営する会社が手掛けるAirPayは、これら
サイトでのオンラインショッピングやフードデリバリーで連携していて便利です。

Payoo
 
  NTTデータの子会社。全国のスーパー、コンビニなどに1万台のPOS端末を設置して、
様々な非現金決済に対応しています。

  このほかにも数十の決済アプリがあり、まさに乱立状態です。銀行には
インターネットバンキングがありますが、高額取引の利用が高いため、
銀行による少額取引に適した決済アプリへの参入も進んでいます。また
大手スーパーチェーンのビンマートがM&Aにより決済アプリに参入するほか、
通信会社の参入も計画されており、ベトナムも決済アプリも戦国時代と言えそうです。

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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